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日本人シェフが創作する 金メダルカレー!!

 日本人シェフが作るカレーは個性豊か。世界に誇ることができる味わいです。奈良にもオリジナリティーあふれる専門店がいっぱい!夏野菜たっぷり、スパイスの香りかぐわしい金メダル級カレーを食べて、酷暑を乗り切りましょう。

 

※新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、営業時間・定休日など変更している場合があります。事前に各店へご確認ください。

目次

スパイスカレーと蜂蜜の店8nosu(ハチノス)【奈良市】

食べて元気になる薬膳スープカレー

●薬膳チキンスープカレー/1100円
 骨付き鶏もも肉に、季節の薬膳野菜が入ったスープカレー。中華料理に良く使われる五香粉(ウーシャンフェン)など20種類のスパイスをブレンドし、隠し味にはちみつを使っている。

 

スパイスの力と薬膳で夏を乗り切る

 ならまちで、熱々の石焼きスープカレーを楽しめます。鶏ガラをベースに、煮干しなどの和風だしをじっくり煮込んだスープに、中華料理に使われるよく五香粉などのスパイスを配合し、花山椒でしびれ感のある辛味を加えて仕上げています。

 薬膳スープカレーは、薬膳に基づいて季節に合わせた野菜をトッピング。「体にいいものを食べて夏を乗り切ってください」と店長の伊藤彰彦さん(31)。

 隠し味のはちみつは、兄弟が運営する伊藤ゆう養蜂園のもの。店内では、はちみつの試食が可能で、小瓶125グラム800円~販売しています。

 

飲食店や雑貨店などさまざまなお店が並ぶならまちの一角にある古民家カフェ風のカレー屋さん。

 

スパイスカレーと蜂蜜の店8nosu(ハチノス)

住所

奈良市南市町8-1

TEL

0742・93・3199

WEBサイト

https://8nosu-curry.com/

営業時間

ランチ11時~15時、ディナー18時~21時
※日曜日はランチのみ営業

定休日

火曜日、第2・4水曜日

駐車場

近隣に有料駐車場あり

地図

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本とカレーのお店ミジンコブンコ【奈良市】

日常の中のスパイスに 奥深さがおもしろい

●ミジンコカリープレート本日の気まぐれバターチキンカレー/1100円
 カレー単品は定番のチキン(辛口)、キーマ(甘口)、気まぐれ(中辛)の3種各900円。気まぐれは日替わり。プレートはカレー1種に野菜や豆のおかず4種付1100円。いずれもスープ付き。単品カレーはテイクアウトも可。

 

本も楽しむ「ブックカレー」 一日ゆっくり過ごして

 高校時代、バングラデシュ人夫妻の家で食べたスパイス料理に感動し、一人暮らしを始めた大学時代からスパイスを集めてカレーを作り始めた店主の人見修司さん(42)。縁あってこの店舗を借りることになり、古本市で使っていた屋号のミジンコブンコを店名にして「ブックカレー」の店にしました。

 いろいろな国のスパイスを使いますが、「あくまでその国のエッセンスを使って調理する」と人見さん。インパクトを求めるのではなく、あくまで日本のお総菜のように、「野菜をたっぷり、肉も使って一皿で日常のごはんを表現できたら」と話します。

 

8月23日~29日には、奈良きたまちのカレー店と
カレーやスパイス・ハーブ料理のテイクアウトイベントを開催。
詳細は問い合わせを。

 

本とカレーのお店ミジンコブンコ

住所

奈良市東笹鉾町41

TEL

0742・24・8231

WEBサイト

http://mijincobunco.com/mijinkobunko/mijinkobunko.html

営業時間

11時30分~17時30分

定休日

日・月曜日

駐車場

1台

地図

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カレー屋マナビアン【奈良市】

カレー専門店として26年 味のバランス整えながら

●大和牛のビーフカレー/1050円
 数十種類のスパイスや新鮮な野菜、果物をたっぷり使って仕上げるカレーソース。ベースは欧風カレーでありながら、とろみは控えめでスパイスの香りを楽しめる。甘口・中辛・辛口とそれぞれに作り分けている。

 

元気が出るカレーを 工程に手は抜かず

 「欧風カレーは元々そんなにこってりするものではありません」と話すオーナーシェフの渡部学さん。父親がフランス料理のシェフだったという渡部さんが作るカレーは、ベースは欧風カレーですがとろみは控えめなソース。食べる人に同じと感じる味を提供するために、季節に応じて味のバランスを整えています。また父親の姿を見てきただけに作業に手は抜けないと、甘口・中辛・辛口それぞれに作り分けています。

 メニューはチャーシューカレー980円、食べごろチキンカツカレー900円などが人気。カレーソースは冷凍パックでテイクアウトも行っています(2人前1250円)。

 

2度の移転を経て現在の地に。
地域に応じてメニューに変更も加えている。

 

カレー屋マナビアン

住所

奈良市西大寺東町2-1-49

TEL

0742・36・3223

WEBサイト

https://curry-manabian.amebaownd.com/

営業時間

11時~15時、17時~20時
(火・木・土曜日のみ)

定休日

年中無休
※夜は月・水・金・日曜は休み

駐車場

なし。近隣に有料駐車場あり。

地図

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tabi tabi(タビタビ)【大和郡山市】

野菜のうま味を生かし 日本人にも食べやすいカレー

●tabi tabi's カレーフルセット/1200円
 南インド料理「ミールス」をベースにした辛さを控えた優しいスパイスカレーで、混ぜて美味しくなるように仕上げている。築90年の町屋を改装したお店でゆっくりとカレーを味わえる。

 

地元新鮮野菜を使い混ぜて美味しいカレーを堪能

 明日香村チャレンジショップ「ASUCOME(あすかむ)」を卒業し、今年5月22日にオープンしたばかりの店。店名は、旅が好きな店長の西川大左さん(45)が「お店に度々お越しいただけますように」と名付けたそうです。

 地元農家を中心に県産の素材を使い、それぞれのカレーを混ぜながら食べると、おいしさが増します。辛みのあるカレーは豚肉を使ったチリカレーのみ。辛さが苦手な人は、チリカレーを除いたカレー3種のメニューもあるので、子どもでも食べられます。

 大和橘を使ったクラフトコーラ400円と合わせるのもおすすめ。チャイ風チーズケーキ440円も人気です。

 

店内のところどころにかわいいお化けが隠れているそうで、カレーを待つ間に探してみては。

 

tabi tabi(タビタビ)

住所

大和郡山市矢田町通1-1

TEL

070・4133・4751

SNS

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営業時間

11時~17時(L.O.16時30分)

定休日

月曜日
※営業日はSNSで配信

駐車場

近隣に有料駐車場あり

地図

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イマココ食堂【大和郡山市】

地元野菜を使った 体に優しいカレー

●あいがけカレーセット/1500円
 週替わりのカレー2種類と豆を使ったダルカレーが味わえるセット。サラダやピクルスなど地元野菜を使ったおかずを少しずつトッピングしているので、一品ずつ食べたり、混ぜて食べたりして、好みの味を探してみるのもよい。

 

週末だけ味わえる日本人好みの程よい辛さ

 週末、金・土・日曜日だけ営業するインドなごはん屋さんで、廃材を生かした店舗は2019年にリニューアルしました。店長の森田由美子さん(42)は、インドが大好きで20代に何度も訪れ、インド料理の店を食べ歩きしたそうです。地元野菜を取り入れ、体に優しいカレーを提供しています。素材によってスパイス配合も調整し、ほどよい辛さに仕上げています。

 テイクアウトは事前連絡があれば待たずに受け取れます。あいがけセットをコンパクトにしたカレー弁当1100円、インド風炊き込みご飯がメインのビリヤニ弁当1100円の2種類を受け付け。

 

森田さんの夫は大工さんとか。改装は2人でのんびりとDIYしたという。

 

イマココ食堂

住所

大和郡山市小泉町353-2-1

TEL

090・8532・1351

SNS

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営業時間

金・土・日曜日、11時~15時

定休日

火曜日、第2・4水曜日

駐車場

近隣に有料駐車場あり

地図

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カリー店横浜香芝店【香芝市】

王寺で人気の味が香芝に 40年の歴史を持つカレー

●目玉カレー/800円
 香芝店の店長が力を入れているという目玉焼き。少し辛めのルーでもとろりとした卵の黄身を混ぜるとまろやかな味に。香芝店限定の自家製ハンバーグカレー950円やカレースパゲティ800円も人気。甘口も最近登場(プラス50円) 。

 

変わらない味を提供 女性にも入りやすい店に

 王寺町畠田にあった喫茶店横浜が次にカレー専門店として、まず王寺店をオープン。おいしいと評判だったカレーが喫茶店でも提供されるようになり、それから30年を経て昨年秋、香芝市に2号店がオープンしました。

 王寺本店オーナーの息子である香芝店の店長神代涼介さん(32)が小さい時から食べていた味と変わらないと話すこだわりのルー。元々甘口は提供しておらず、ベースは少し辛め。その中で甘さとコクを出しています。今は甘口もあります。

 テイクアウトのほか、長期保存可能な真空パックでの販売もあります(1食500円)

 

女性も入りやすいカフェのような雰囲気。
中はカウンターのみで広く明るい。

 

カリー店横浜香芝店

住所

香芝市別所245-1

TEL

745・47・8534

SNS

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営業時間

11時~21時

定休日

水曜日

駐車場

あり

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GRASS MARY(グラスマリー)【橿原市】

揚げ物で形をアートに メニューにない物も

●グラ蟹カレー/1550円
 グラ蟹カレーは「カニが食べたい」と言う常連のために、カニを使わず作ったというカレー。また自転車に乗って来店する人のために作った塩気のあるチャーリーカレーなど、その時のひらめきでメニューが増える。

 

何度も食べたくなる味 3日かけて作るカレー

 晴天時はバイクを店前に展示。ライダーだけの店ではなく、ファミリーから、おひとり様まで、さまざまな人が訪れます。グラマリ(グラスマリー)カレーは、大量のタマネギや野菜が溶け込んだカレーです。それにスパイスが加わり、最初に甘み、あと味にピリリと辛味を感じます。お子様カレー600円もあります。

 唐揚げ4つと目玉焼きがのった親子カレー1250円は初めて来店した人に「唐揚げが1つ足りないよ」と言われるように、1つを目玉焼きの下に隠しています。オーナー夫妻が仲良くなるきっかけをつくっているのです。

 

いつも笑顔の岡本オーナー夫妻。
リクエストでウインナー20本入りカレーを提供したこともある。

 

GRASS MARY(グラスマリー)

住所

橿原市木原町18

TEL

0744・29・3733

WEBサイト

http://plaza.rakuten.co.jp/grassmary76curry

営業時間

11時30分~20時

定休日

火曜日、第3月曜日

駐車場

あり

地図

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cha cha ra(チャチャラ)【桜井市】

パティシェが作る本格タイカレー 口コミとSNSで人気拡大

●タイカレー/1100円
 季節の野菜たっぷりの本格タイカレーで甘さと辛さのバランスが絶妙。ケーキとドリンクが付いたBセット(写真)は1430円。9月からは、シャインマスカットと高級抹茶を使ったグリーンカレーやシャインマスカットのスイーツが登場。

 

カレーもスイーツも本格的 ユニークなルーの自動販売機

 パティシエが作る本格タイカレー。自慢の万能だれを隠し味にした秘伝のオリジナルレシピで、15種のスパイスを使用。ココナッツミルクでじっくりと炊き込んだ本格派です。「冷凍ルーは、北海道から南は沖縄まで注文が絶えない」というオーナーパティシエの関東弘史さん(48)。大阪の都ホテルでパティシエを務める前に、京都のホテルでシェフも経験。これまで創作菓子処「甘樫亭」で洋菓子を作ってきましたが、カレーが人気を博したことでカレー部門をチャチャラとして独立させました。今やSNSと口コミで人気を広げています。

 

店内飲食可能だが、店頭にはカレールーの自動販売機を設置。2.5人前1000円。

 

cha cha ra(チャチャラ)

住所

桜井市大福390-23

TEL

080・4245・0038

SNS

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営業時間

夏季11時30分~17時(L.O.16時30分)・冬季~18時

定休日

月曜日

駐車場

あり

備考

「ならリビング見た」でランチセット注文の人にプチスイーツプレゼント。

地図

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THE CURRYON(カリオン)【明日香村】

 明日香の旬の野菜を一皿に 果物を加え彩りも美しく

●明日香野菜カレー/1300円
 明日香産の朝採り野菜を15種以上使った彩り豊かな明日香野菜カレー1300円。プレミアムは、明日香産の果物も入って、季節感たっぷり。一皿で旬の明日香を味わい尽くすことができる。大きな具の入った祖母のカレーが原点。

 

チャレンジショップから新たに ルーも一から手作り

 明日香村のチャレンジショップASUCOMEを卒業し、2年前の春に、現在の万葉文化館内にオープン。15種以上の明日香の旬の野菜を使ったカレーは彩りも美しく、食欲をそそります。ルーも小麦粉を一切使用せず、スパイスや野菜、フルーツなどをふんだんに使って一から手作りしています。人気の明日香野菜カレーは、野菜を一度素揚げ。野菜そのものの旨味や甘さを味わうことができます。またプレミアム明日香野菜カレー1300円には野菜だけでなく明日香産の果物もオン。夏はブルーベリーやイチジクが登場予定です。

 

大きなガラスの窓越しに見える景色もごちそう。

 

THE CURRYON(カリオン)

住所

明日香村飛鳥10(県立万葉文化館内)

TEL

090・8933・2417

SNS

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営業時間

10時~16時30分(L.O.)

定休日

月曜日

駐車場

あり(万葉文化館駐車場)

地図

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匠の聚(むら)カフェ【川上村】

匠の聚しか味わえない ここだけのダムカレー

●かわかみのダムカレー/1100円
 アーティストたちが住まう匠の聚。ギャラリー内の匠の聚カフェのメニューは、アーティストたちとコラボし、見た目も味も作品となっている。ダムカレーは村内他店でも提供しているが、匠の聚カフェと違う内容である。

 

ご飯がダムの形に 景色とともに味わう

 陶芸家鈴木智子さんが器を作り、木彫・松本一平さんがご飯の形を整える型を作成。イラストレーター小川こころさんの季節のポストカードはダムカレーを注文時にプレゼントします。

 ほうれん草とココナッツミルクのグリーンカレーは村を流れるエメラルドグリーンの川色を表現。次にアーチ状のご飯が大迫ダム、キーマカレー、まっすぐな形の大滝ダム、サラダは水源地の森(緑のダム)に見立てています。スパイスはオリジナル。辛いのが苦手な人も食べられます。また龍門岳まで見渡せるカフェの広い窓がダムカレーの味を引き立てます。。

 

カフェの現在の様子。
コロナ対策でいすとテーブルの数を減らしている。

 

匠の聚(むら)カフェ

住所

川上村東川135

TEL

746・53・2381

WEBサイト

https://www.takuminomura.gr.jp

営業時間

10~17時(L.O.16時30分)
※ダムカレーはなくなり次第終了

定休日

水曜日(祝日営業、翌日平日休業)

駐車場

あり

地図

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きなりの湯・きなり亭【下北山村】

野菜のうま味十分に ご飯がアーチのカレー

●野菜がのった池原ダムカレー1020円
 ダムカレーはキャベツを含む4種の野菜を煮込んで寝かすところから調理がスタート。カレー粉を投入してからミキサーにかけて、さらに冷凍することで、この味わいになる。野菜の素揚げとよく合う。

 

まろやかな野菜カレー ニンジンのバスが泳ぐ

 ブラックバス釣りで有名な池原ダムがある下北山スポーツ公園内、きなりの湯のきなり亭の名物「野菜がのった池原ダムカレー」。ニンジンのブラックバスが泳いでいます。

 ダムカレーとして売り出す前は夏野菜カレーで販売してました。そのころからカレーは固形肉を使用することなく、野菜だけで深い味わいとコクを出しています。素揚げの野菜は、できるだけ下北山村産のものを使用。アーチ状のダムをイメージするため、専用の木枠でご飯を形成しています。ボリュームがあるのにあっさりしていると評判です。

 

きなり亭は、きなりの湯の館内にある。
地元の食材のメニューやイタリアンのシェフらしいメニューも並ぶ。

 

きなりの湯・きなり亭

住所

下北山村上池原282

TEL

07468・5・2001

営業時間

11時30分~20時45分(L.O.20時)

定休日

火曜日(8月は24日、31日のみ休館)

駐車場

あり

地図

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※このページの内容は2021年8月6日現在のものです。

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