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水のある風景 涼を感じるスポット


清涼な水のある風景は、私たちの心を癒やし、自然の涼を感じさせてくれます。また、昔より大切にされてきた水のある地には、さまざまな伝説も残っています。涼を感じ、癒やされませんか。

鶯の滝(奈良市)

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このあたりで捕まえた小鳥を神功天皇に献上したところ、「うぐいす」と命名されたため、「鶯の滝」と名付けられたという話も伝わっているそう。

春日奥山原始林にある 古来親しまれてきた滝

世界文化遺産にも指定されている春日奥山原始林の中にあるのが鶯の滝。高さ10mほどの小さな滝ですが、新緑や納涼、紅葉の名所として知られています。人里離れた地にありますが、古くから地域の人々の生活と深くかかわり、守られてきた水で、奈良県から「やまとの水」として指定されています。

春日奥山ドライブウェイの途中で橋を渡ると専用の駐車場もあり、駐車場の少し手前にある石段を100mほど降りると、滝のすぐ近くまで近寄ることができます。

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鶯の滝に向かう橋の近くには、世界遺産標示碑が建てられている。
住所 奈良市春日野町
行き方 春日奥山ドライブウェイの奈良奥山コース(一方通行・有料)に入り、赤い橋を渡ると駐車場がある。駐車場手前の石段を約100mほど降りる。
TEL 0742・22・0375(奈良公園事務所)

龍王ヶ渕(宇陀市)

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「水鏡」の景色が話題の龍王ヶ渕。鳥の声と風の音しか聞こえない静かな場所。

龍が住むという伝承 水面が鏡のような渕

室生向渕(むこうぢ)に2つの渕があり、その1つの龍王ヶ渕は、猿沢池の龍が移り住んだという伝承がある渕です。昔は干ばつの時に松明(たいまつ)を持って渕を巡ると雨が降ったといわれており、雨ごいが龍神信仰と重なったと考えられています。渕の周りを一周することができ、どの方向からでも絵になるので、写真を撮りに来る人が増えています。木々が水面に鏡のように映り、晴天であれば青空も水面に映るという神秘的なところです。また渕の傍らには、小さなお社の堀越神社があり、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)が祀られています。

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遊歩道は一部のみ、周遊するには水たまり対策の靴が必要。
住所 宇陀市室生向渕
行き方 車で名阪針インター交差点から国道369号線を南へ3.2km。外の橋交差点を左折、3.1km先の点滅信号で右折1.3km細い道を通り案内看板を右折。駐車場あり(トイレなし)。
TEL 0745・82・2457(宇陀市観光課)

龍王の滝(月ヶ瀬)

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車道から徒歩2分ほどにもかかわらず、近付くとひんやりとした空気を感じる。大小あわせて48滝あるとされている。

役行者や落人の伝説も 地元で守られてきた滝

月ヶ瀬梅林にもほど近い桃香野という地にあるこの滝には、役行者が修行を行い、白竜と問答したという話など、さまざまな伝説が残っています。平安時代、女好きの興原遠江守が大勢の女性を連れてこの滝を訪れて滝つぼに飛び込んだところ、急に雷が鳴り、大雨となって衣服も流され、裸のまま屋敷に戻ったという話。また、保元の乱の落人である藤原頼長が負傷してこの地を訪れ、土地の人が平癒祈願を行いましたが、傷が癒えずにこの地で自害したという話も伝わっています。今でも毎年7月1日には「お瀧さん参り」といって地元の子どもたちが集まるなど、地元で大切に守られている滝です。

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滝の入り口には善如龍神と彫られた石灯篭が建てられている。
住所 奈良市月ヶ瀬桃香野
行き方 笠置山添線沿いに入り口がある。そこから徒歩約2分。入り口の東50mほどの場所に駐車場もある。
TEL 0743・92・0300(奈良市月ヶ瀬梅の資料館)

祈りの滝(御所市)

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役行者が祈りを捧げ、峠を越える旅人たちが祈ったという「祈りの滝」。

衆生済度の祈りを捧げ 旅人祈る修験道の霊場

修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)が、葛城山へ修行に行く時にこの滝で身を清めて衆生済度(仏教により生きているものすべてを迷いの中から救済し、悟りを得させること)の祈りを捧げたと伝わっています。また峠を越える旅人たちが祈った滝でもあり、修験道の霊場であるといわれています。奈良県選定「やまとの水」のひとつ。

毎年4月第2日曜日には本尊・お不動さん(不動明王)の祭典が現地で執り行われ、水恵と安全を祈願します。

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近くには不動明王を祀るお堂もあり、毎年4月第2日曜日には水恵と安全を祈願する祭典が行われる。
住所 御所市関屋
行き方 駐車可能
TEL 0745・62・3001(代)(御所市まちづくり推進課観光係)

深谷龍鎮渓谷(宇陀市)

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規模は小さくめの滝つぼ。日が当たると滝つぼがキラキラと輝く。

エメラルド色の滝つぼ 岩盤から流れる清澄水

室生ダムに注ぐ深谷川の一角に、大きな一枚岩が年月をかけて浸食し、滝とエメラルドグリーン色をした滝つぼがあります。神秘的な場所として信仰を集め、大野にある海神社の末社である龍鎮神社が岩の上に鎮座しています。

近年、有名旅行社から紹介されたこともあり、訪れる人が多くなったそうです。室生ダムの駐車場に車を置いて、ダム湖沿いに15分歩き、赤い橋のたもとから川沿いの山道に入って5分で到着します。川沿いを歩くと涼しくて、夏場におすすめです。

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岩盤の上を川が流れる。龍鎮神社の神域なので遊泳など禁止。
住所 宇陀市榛原荷阪
行き方 車で国道165号線に室生ダム案内看板あり。ダム管理事務所の駐車場を利用。トイレあり。ダム湖沿いには駐車場なし。
TEL 0745・82・2457(宇陀市観光課)

松尾寺霊泉(大和郡山市)

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本尊の厄除観音に供えられる閼伽水。不老長寿や健康によいとも言われて、毎朝水を求めて来る人もいるそう。

日本最古の厄除霊場 酒造りにも使われた水

日本書紀を編纂した舎人親王が開祖であり、日本最古の厄除霊場として知られる松尾寺には、1300年以上昔から本尊の厄除観音にお供えされる自然湧水が今でも人々に潤いを与えています。

この水は昔から松尾水(まつのおのみず)と呼ばれ、不老長寿、健康に良いと言われています。また醸造に適した水ともされ、江戸時代の石灯篭に酒屋の杜氏の寄進名も彫られて残っています。

霊泉には毎日のように朝から水を求める人が訪れ、日々の暮らしにも使われているということです。

住所 大和郡山市山田町683 松尾寺
行き方 駐車場あり。境内参拝は自由。
TEL 0743・53・5023(松尾寺)

動画でめぐる川上村(観光編)

動画で癒やしを

川上村のHPでは、「御船(みふね)の滝」「蜻蛉(せいれい)の滝」という2つの滝の様子などが動画で公開されています。

【問い合わせ】TEL:0746・52・0111(川上村地域振興課)

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このページの内容は2020年7月3日現在のものです。




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