ジュワッとあつあつ　奈良のハンバーグ

ソースなしで食べる看板メニュー

●プレーンハンバーグ　1078円

　ソース類はかけないプレーンハンバーグを提供。玉ねぎの調理に工夫するなど手間暇かけて下ごしらえし、絶妙に配合した牛と豚肉と合わせ、隠し味も加えた、しっかりと味のある「ハンバーグ味」のハンバーグ。

プレーンは究極のハンバーグ ソースメニューも人気

　昨年7月にハンバーグ専門店としてリニューアルオープン。ハンバーグに使う和牛豚肉は、京都府和束町の精肉店「キザキ」から仕入れています。プレーンは、ハンバーグが大好きなオーナーの東川靖功さんが「手軽な価格でおいしい料理を提供したい」と、各地のハンバーグを食べ歩いた経験からたどり着いたメニューです。
　デミグラスソースやおろしポン酢などのメニューのほか、照り焼きソースで仕上げて卵黄をトッピングしたてりたまハンバーグも人気です。小学生以下対象の「お子様ハンバーグ」は平日220円で提供しています。

グリル料理店ならではの香ばしい焼き上がり

●タロのグリルセット100％国産特選ハンバーグ170g　1600円

　4種類あるグリルセットで一番人気がハンバーグ。グリル板で焼いたハンバーグは余分な油が落ちてかりっと焼けた香ばしさも堪能できる。ソースは3種類。肉の焼ける匂いとジュージューという音がより一層食欲をかき立てる。

世代問わず集う地元で愛される店に

　ハンバーグに使う国産100％のあいびき肉は、少し粗めで、肉の食感を残しています。ソースは、一週間煮込んだ“デミグラスソース”、和風ベースの“シャリアピンソース”、野菜のトマト煮込み”ラタトゥイユとバジルのソース”の3種。リピーターにはシャリアピンソースが一番人気だそうです。
　セットメニューは季節の野菜スープと本日のサラダ、メインのグリル料理、パンまたはライス。グリル料理は牛サーロインステーキ170g（セットは＋900円）なども用意しています。

奈良産の食材でおもてなし

●大和牛と大和ポークの自家製ハンバーグランチ　1500円

　1日10食限定の同ランチは奈良のブランドである大和牛とヤマトポークをふんだんに使用した特製ハンバーグ。ジュワッと肉汁があふれ出ると評判。またデザートとコーヒーはプラス200円で。

目の前で焼き上げる奈良県産のブランド肉

　オーナーシェフは心斎橋や祇園で修行し、出身の奈良で7年前に店を構えました。
　大和西大寺駅から徒歩5分。西大寺唯一の鉄板焼きの店です。「目の前で焼き上げるパフォーマンスを楽しんでもらえれば」とシェフは話します。
　奈良のブランドの大和牛とヤマトポーク、さらにまほろば赤牛も入ったハンバーグはたっぷり150g。ジューシーな味わいに仕上げています。オリジナルソースはデミグラスか照り焼きの2種から選択。また添えてある野菜も奈良県産の契約農家のもの。奈良らしい味わいを堪能できます。

ボリューム満点、空腹で来店を

●デミグラスハンバーグランチ(200g)　1300円

　写真のランチはドリンクが付いてこの価格。300gのハンバーグだと1500円。素揚げ野菜と目玉焼きをのせてサーブ。みそ汁、サラダ、副菜も充実しているので、初めて来店した人はそのボリュームに驚く。

地元の人に支えられ常連が多い店に

　店主は厨房に立つ仕事をした経験があり、そのノウハウでハンバーグは手でこねる感覚だけで作ります。
　同店は4年前にオープン。当初はいろいろなメニューで構成していました。ハンバーグ目当ての常連が多くなったことから、ハンバーグメニューが主力になったそうです。スキレットで出すハンバーグは熱々。副菜も多いため空腹で来店を。席はカウンターと4人掛けテーブルが1つ。席は予約可能です。また11時からテイクアウトハンバーグ弁当1000円は予約できますが、10時から限定数の日替わり弁当500円は予約不可です。

週末だけの特別メニュー たっぷりのソースを堪能

●土日限定ハンバーグ＆サラダ　1980円

　土日祝日のみ登場するデミグラスソースたっぷりのハンバーグ。200gと大き目のハンバーグにたっぷりかかった自家製デミグラスソースをパンにつけて食べるのもおすすめ。サラダは5種類でビュッフェタイプ。

美と健康を追求 野菜の食べ方はアレンジ次第

　美と健康をテーマにしたカフェで、平日メニューは15種類のサラダをたっぷり味わえるベジタブルビュッフェを楽しめます。季節に応じて新鮮な地元野菜などをふんだんに用意。最近ではスタッフが野菜を育て始めたそうです。野菜に合うドレッシングも店内で作っています。パンも店内製造。麹づくりにはまっているスタッフがいろいろな麹を使ってメニューを考えています。土日祝日は家族で訪れてもらえるようにとハンバーグを用意しました。2階には完全予約制のヨモギ蒸しサウナがあるので、体の中からもリフレッシュできます。

ブランド肉を生かした深い味わい 奈良盆地を望む景色もごちそう

●ヤマトポークと黒毛和牛のハンバーグ　1650円

　ランチメニューは3種。そのうちハンバーグは、ヤマトポークと宮崎霧島連山の黒毛和牛の合い挽き肉を使用し、丁寧に調理。噛むほどに肉の甘みと旨みが深まる。旬の野菜を使ったスープ、サラダ、ライス、コーヒー付き。

県産メインの旬の野菜 木の香りで心地いい空間

　今年9月にオープン。県産を中心にした旬の野菜や地域ブランドの食材を生かした料理を提供しています。ランチは3種類で一般客でも予約無しで味わうことができます。中でも一番人気はヤマトポークと黒毛和牛のハンバーグで、奈良のブランド豚のミンチと宮崎霧島連山の黒毛和牛を粗めに挽いた肉、県産の卵で仕上げています。甘みがあってジューシーな豚肉と和牛の良質な肉質、適度な弾力が深い味わいを引き出しています。他に奈良野菜と鰹節風味のスープカレー1210円なども。ロケーションもよく、天気のいい日は若草山まで見晴らすことができます。

神戸の有名店の素材を奈良でアレンジ

●ハンバーグカレードリア　1870円

　写真は冬季限定のハンバーグカレードリア1日10食限定。ドリアが苦手な人は同料金でハンバーグカレーに変更できる。ドリンクとデザート付き。ハンバーグ肉は行列のできる店、神戸のK2(ケーツー)から取り寄せている。

ふっくらハンバーグと雰囲気を楽しむカフェ

　店主が神戸のホテルで勤めている時に、同じ職場で働いていた人がK2の店主となり独立。その縁でK2のハンバーグ肉を仕入れ、同店でアレンジを加えて提供。そのハンバーグはふっくらとしながら香辛料をほのかに感じる味わいです。デミグラスソースもK2のものを使用しています。
　店主の祖父がレースの工場を営んでいた場所にカフェをオープン。レースを作る意味の「紡ぐ」と、現在に「つむいでいく」の意味を込めた店名です。
　空間づくりを大切にしており、「ここで落ち着いてリセットしてもらえたら」と話します。

古民家カフェでゆったりと創業時から人気のハンバーグ

●チキン南蛮ハンバーグプレート　1500円

　ハンバーグとチキン南蛮という人気メニューがワンプレートに。黒米ご飯と味噌汁、サラダ付き。ハンバーグは時間と手間をじっくりかけたオープン当初からの人気メニュー。ハンバーグはチーズハンバーグに変更できる。

時間と手間はじっくりと当たり前のことを当たり前に

　2018年のオープン以来、来店者のニーズに合わせてメニューは変わっていますが、当時からの人気メニューがハンバーグ。一からすべて手作りで、こね方や焼き方など、オープン当初からの質を保っています。かける時間と手間は他店に負けません。食材はしっかりしたものを選ぶなど、当たり前のことを当たり前に行っているとのこと。チキン南蛮には国産のモモ肉を使っています。
　デミグラスハンバーグプレート900円やチキン南蛮プレート900円などもあります。ランチがなくなり次第閉店となるため、予約がおすすめです。

10食限定のハンバーグ 釜炊きご飯と一緒に

●スープカリーハンバーグ　2000円

　ランチはトマト煮込みハンバーグとの2種類。釜炊きご飯、お惣菜プレート（6～8品）、味噌汁、漬物、デザート、ドリンク付き。スープカレーは姉妹店である「釜めし玉や」の角煮釜めしを作る際に出るだしを使っている。

築100年の古民家でゆっくりしてもらえる店に

　昨年夏「釜めし玉や」の姉妹店としてオープン。築100年の古民家で、ゆったりとした時間を提供しています。
　食事メニューはハンバーグがメインの2種類。野菜をたっぷり使った総菜は品数も多く、調味料には良いものを使って、いろいろな味を少しずつ楽しめるように工夫しています。ハンバーグは手ごねで時間を掛けて作るため1日10食の提供です。
　ご飯は、農家が毎週届ける精米したての米を、注文を受けてから40分かけて釜炊きします。そのため「ゆったりとした時間を過ごしに来てほしい」とオーナーの河野慶さん（52）。ご飯はほうじ茶ご飯も選べます。

こだわりのカフェでランチはしっかり食事を

●デミグラチーズハンバーグ　1380円　※価格は変わる可能性があります。

　こだわりのカフェメニューをそろえる同店のランチはしっかりとした内容。ご飯と味噌汁、メインに副菜、フルーツまで付きバランスの良い食事に。ハンバーグはオーナーの父親が40年前に開いていたレストランで出していた味。

すべてのメニューにこだわり 店に来てもらう価値を

　昨年2月にオープン。オーナーが「好きなものを集めた」と、カフェメニューはアラビカ京都のコーヒーなど奈良県でここだけ、関西でここだけというものばかり。宇治の茶園にオリジナルで焙煎してもらう抹茶や、インドのチャイ職人から仕入れたチャイなどこだわりの商品が並びます。
　ランチにはしっかりとした食事メニューを提供。葛城山麓で同店用に顔が見える生産者が作る減農薬のお米を使うなど、ここにもこだわりが。「良いものを提供して、店の色を出していきたい」とオーナー。12月中旬にはパスタも始めるとのことです。